ゲルの研究
ゲルとは水分を含んだ高分子で、ヒトの軟部組織を模倣します。医学研究科スポーツ医学分野の安田和則教授は、軟骨再生を成功させ臨床応用が視野に入っています。当研究室は、北海道大学大学院医学研究科連携研究センターの一員として、スポーツ医学分野、整形外科学分野と連携して、北大のオリジナルゲルの医学生物学的研究を推進しています。ゲルは北海道大学先端生命研究院の龔剣萍 (グンチェンピンJian Ping GONG)教授が開発したもので、共同研究を行っています。
ゲルについてはGong教授のホームページを参照してください。 http://altair.sci.hokudai.ac.jp/g2/
ゲルによって再生された軟骨
(下記文献より)
(下記文献より)
ゲル上で培養された細胞
Yasuda, K., Kitamura, N., Gong, J.P., Arakaki, K., Kwon, H.J., Onodera, S., Chen, Y.M., Kurokawa, T., Kanaya, F., Ohmiya, Y., and Osada, Y. A novel double-network hydrogel induces spontaneous articular cartilage regeneration in vivo in a large osteochondral defect. Macromol. Biosci., 9, 307-316, 2009.