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学生の学会発表

教室では、病理学に興味のある医学部学生が常時出入りして医学研究・病理学研究を楽しんでいます。その成果は、日本病理学会総会のセッション「学生ポスター発表」で発表しています。剖検(病理解剖)の目的の1つは「医学の教育・研究のため」と第1条にうたわれていますが、北大病院・関連各病院の症例が医学研究・教育に生きています。

また、最近は実験でのポスター発表も行われ、これらの成果を論文にまとめていく方向です。学生ポスター発表として、1つの教室から複数演題を出しているのは全国の病理学教室の中でも有数です。

優秀賞の石川麻倫さん(87期、左)と大場彩音さん(87期、中央)。 症例報告が多い学生ポスターとしてはめずらしい研究発表。 指導した西原准教授(右)。

▲優秀賞の石川麻倫さん(87期、左)と大場彩音さん(87期、中央)。 症例報告が多い学生ポスターとしてはめずらしい研究発表。 指導した西原准教授(右)。

学生の長谷川祐太君(88期、左)と泉真祐子さん(88期、右)

▲学生の長谷川祐太君(88期、左)と泉真祐子さん(88期、右)

発表を終えて。田中教授(左)と湯澤明夏さん(88期、中央)と柴田ひなさん(88期、右)。

▲発表を終えて。田中教授(左)と湯澤明夏さん(88期、中央)と柴田ひなさん(88期、右)。

学生学会ポスター発表

2016(平成28)年度

  1. 上遠野なほ(94期)、津田真寿美、木村太一、谷野美智枝、西原広史、田中伸哉:大腸癌の異所性骨形成におけるBMP/Smadシグナルの作用とEMTとの関連性(Effect of BMP/Smad signaling on heterotopic ossification and association with EMT in colon carcinoma)
    第105回日本病理学会総会 2016.5.12-14 仙台国際センター(仙台市)

  2. 秋山采慧(94期)、大森優子、森谷純、畑中佳奈子、高阪真路、木村太一、津田真寿美、西原広史、谷野美智枝、田中伸哉:血管内大細胞型B細胞性リンパ腫の剖検症例5例の浸潤性に関する病理組織学的検討(Pathohistological analysis of invasion of intravascular large B-cell lymphoma in five autopsy cases)
    第105回日本病理学会総会 2016.5.12-14 仙台国際センター(仙台市)

  3. 原将希(94期), 谷川聖, 加藤容崇, 黒田敏, 新保和賀 , 矢部一郎, 佐々木秀直, 長嶋和郎, 田中伸哉:非典型的症状を呈したアルツハイマー病の一剖検例
    第57回日本神経病理学会2016.6.1-3 ホテルニューキャスル(弘前市)

  4. 上遠野なほ(94期)、津田真寿美、木村太一、谷野美智枝、大畑多嘉宣、長渕英介、西原広史、田中伸哉:大腸癌の異所性骨形成におけるBMP/Smad、EMTおよびWnt/beta-cateninシグナルの作用と浸潤能との関連性
    第49回北海道病理談話会 2016.10.15 北大医学部学友会館フラテ(札幌市)

  5. 秋山采慧(94期)、津田真寿美、森谷純、大森優子、畑中佳奈子、高阪真路、木村太一、西原広史、谷野美智枝、田中伸哉:血管内大細胞型B細胞性リンパ腫の剖検症例3例の血管外浸潤性とRac活性に関する病理組織学的検討
    第49回北海道病理談話会 2016.10.15 北大医学部学友会館フラテ(札幌市)

  6. 鍋島龍一(94期)、津田真寿美、鈴鹿淳、王磊、木村太一、谷野美智枝、田中伸哉:チロシンキナーゼ阻害剤耐性ヒト膠芽腫細胞におけるABC transporterの同定
    第39回日本分子生物学会年会2016.11.30-12.2 パシフィコ横浜(横浜市)

2015(平成27)年度

  1. 杢里香(93期)、志藤茜(93期)、湯澤明夏、石川麻倫、石田雄介、加藤容崇、木村太一、谷野美智枝、西原広史、田中伸哉:Gastritis cystica profundaを背景にした重複胃癌の免疫組織学的検討(Immunohistohcmical analysis of double gastic cancers acconpanied with gastritis cystica profunda) 
    第104回日本病理学会総会 2015.4.30-5.2 名古屋国際会議場(名古屋市)

  2. 中島 穣太郎(93期)、宮崎 将也、加藤 容崇、王 磊、木村 太一、津田 真寿美、谷野 美智枝、西原 広史、田中 伸哉: 非小細胞肺癌(NSCLC)におけるHER2遺伝子変異の機能解析  
    第104回日本病理学会総会 2015.4.30-5.2 名古屋国際会議場(名古屋市)

2014(平成26)年度

  1. 大塚拓也(92期)、谷野美智枝、王磊、進藤正信、西原広史、田中伸哉:特発性門脈圧亢進症に門脈肺高血圧症を合併した剖検症例
    第103回日本病理学会総会、2014年4月24~26日、広島

  2. 吉野光一郎(92期)、高畠明日香(92期)、加藤容崇、西原広史、木村太一、谷野美智枝、大西幸代、中里哲也、野中道夫、千葉進、長嶋和郎、田中伸哉:パーキンソニズム優位型多系統萎縮症の一剖検例
    第103回日本病理学会総会、2014年4月24~26日、広島

  3. 【一般演題】杉野弘和(91期)、宮崎将也、谷野美智枝、木村太一、西原広史、田中伸哉:膠芽腫63例におけるシグナル伝達関連分子の臨床病理学的解析
    第103回日本病理学会総会、2014年4月24~26日、広島

2013(平成25)年度

  1. 河口紗慧(91期)、高阪真路、王磊、福島祐介、木村太一、谷野美智枝、西原広史、田中伸哉:脳萎縮を伴った筋萎縮性側索硬化症の一剖検例
    第102回日本病理学会総会、2013年6月6~8日、札幌

2012(平成24)年度

  1. 鈴木なつめ(90期)、ヘールナンデス真子、木村太一、谷野美智枝、西原広史、筒井博之、田中伸哉:子宮体癌化学治療法御に心不全を呈し薬剤性心筋障害を疑われた1剖検症例
    第101回日本病理学会総会、2012年4月26~28日、東京

  2. 佐藤行真(90期)、石田雄介、市原浩司、松川雅則、田中伸哉:腎細胞癌に対するネクサバール投与と放射線照射との相乗作用により消化管穿孔が誘発された一剖検例
    第101回日本病理学会総会、2012年4月26~28日、東京

2011(平成23)年度

  1. 長井梓(89期)、高瀬香奈(89期)、菅野宏美、木村太一、竹内朗子、安倍剛典、尾崎義丸、谷野美智枝、西原広史、田中伸哉:急速な経過で死に至ったneuromyelitis opticaの一例
    第100回日本病理学会 2011年4月28~30日、横浜

2010(平成22)年度

  1. 湯澤明夏(88期)、柴田ひな(88期)、菅野宏美、谷野美智枝、矢野俊介、木村太一、西原広史、田中伸哉:脊髄腫瘍として発見され、ユーイング肉腫との鑑別を要したmyeloid sarcomaの一例
    第99回日本病理学会 2010年4月27~29日、東京

  2. 泉真祐子(88期)、長谷川祐太(88期)、高阪真路、谷野美智枝、木村太一、古山裕康、千葉進、及川光照、西原広史、田中伸哉:神経症状を初発とし診断に苦慮した血管内リンパ腫の一例
    第99回日本病理学会総会 2010年4月27~29日、東京

  3. 石川麻倫(87期)、大場彩音(87期)、西原広史、菅野宏美、木村太一、谷野美智枝、田中伸哉:シグナル伝達分子のImmunoprofiling;胃癌20例における臨床病理学的検討
    第99回日本病理学会 2010年4月27~29日、東京

2009(平成21)年度

  1. 石川麻倫(87期)、柴田頌太(87期)、谷野美智枝、木村太一、西原広史、篠原敏也、田中伸哉:Clostridium属によるガス壊疽により死亡した2剖検例
    第98回日本病理学会総会 2009年5月1~5日

  2. 川田淑子(87期)、藤枝迪子(87期)、瀧山晃弘、金藤きみと、谷野美智枝、西原広史、田中伸哉:転落事故後腹腔内出血にて死亡した一剖検例;Autopsy Imagingの有用性と限界。
    第98回日本病理学会総会 2009年5月1~3日、京都

2008(平成20)年度

  1. 吉永智彰(85期)、西原広史、長嶋和郎、田中伸哉:Cortical dysplasiaに合併したpilocytic astrocytomaの一例
    第97回日本病理学会総会 2008年5月15~17日、金沢

2007(平成19)年度

  1. 田村佳奈恵(85期)、西原広史、酒井美恵子、谷野美智枝、木村太一、山田範幸、鈴木章之、鈴木清護、進藤正信、田中伸哉:頭癌術後に多発転移を来たしたホルモン産生腫瘍の一例
    第96回日本病理学会総会 2007年3月13~15日、大阪

  2. 吉永智彰(85期)、西原広史、谷野美智枝、田中伸哉:大脳に発生したGanglioneuroblastomaの一例
    第96回日本病理学会総会 2007年3月13~15日、大阪

2006(平成18)年度

  1. 種井善一(84期)、的場智子、腰山博昭、伊東知子、大久保亮、金澤剛志、北川寛、工藤京平、高谷沙帆、田中諭、東山明日美、帆士縫、山崎和義、横畠絵美、西原広史、長嶋和郎、田中伸哉:心筋梗塞後の細菌性心筋炎の一例
    第95回日本病理学会総会 2006年4月30日~5月2日、東京

  2. 徳山実佳(84期)、西原広史、田中伸哉:膿瘍を形成し、壊死性筋膜炎を併発した十二指腸原発GISTの一剖検例
    第95回日本病理学会総会 2006年4月30日~5月2日、東京

学生論文発表

学生時代に行った研究が論文発表に結びついています。また、剖検症例をしっかり解析することで症例報告もなされています。

  • 湯澤 明夏さん(88期)
    1. Yuzawa, S., Kano, M.R., Einama, T., Nishihara, H. PDGFRβ expression in tumor stroma of pancreatic adenocarcinoma as a reliable prognostic marker. Med Oncol. 29, 2824-2830, 2012.

    2. Kato, Y., Nishihara, H., Yuzawa, S., Mohri, H., Kanno, H., Hatanaka, Y., Kimura, T., Tanino, M., Tanaka, S. Immunohistochemical molecular expression profile of metastatic brain tumor for potent personalized medicine.
      Brain Tumor Pathol., 30, 167-174, 2012.

    3. Kanno, H., Nishihara, H., Wang, L., Yuzawa, S., Kobayashi, H., Tsuda, M., Kimura, T., Tanino, M., Terasaka, S., and Tanaka, S. Expression of CD163 prevents apoptosis through the production of granulocyte colony-stimulating factor in meningioma. Neuro Oncol. 15, 853-864, 2013.
  • 田村 佳奈恵さん(85期)
    1. Tamura, K., et al. Hypopharyngeal squamous cell carcinoma produced both granulocyte colony-stimulating factor (G-CSF) and parathyroid hormone-related protein (PTHrP). Pathology Inter, submitted, 2008.
  • 関 達也君(82期)
    1. Tsuda, M., Watanabe, T., Seki, T., Kimura, T., Sawa, H., Minami, A., Akagi, T., Isobe, K., Nagashima, K., and Tanaka, S.: Human synovial sarcoma chimeric oncogene product SYT-SSX1 induces premature senescence. Oncogene, 54, 7984-7990, 2005.